2022.06.07
『ハンガリーの国宝』と呼ばれる超希少種。
10年近く前に本場ハンガリーから日本にも冷凍で輸入が始まりましたが残念な事にその当時マンガリッツァ純血種の輸入はなくハンガリー国内ですら純血種を手に入れるのは難しい状況でした。
マンガリッツァ豚は脂の比率が非常に高く飼育にすごい手間がかかるので生産側、世界的ニーズから見ても混血種が当時は扱いやすく、その結果純血種が絶滅に近い状況まで陥りました。
マンガリッツァ純血種の美味しさやその状況を知り十勝では長年純血種を追い求め世界各国を周り 交渉を重ねついには純血種の生体を十勝で育てる事に成功しました。
生体を海外からましてや国宝と呼ばれるマンガリッツァ豚を日本、そして北海道 十勝に連れてきて育てる事…肉に関わる方ならこの難しさがわかると思います。
いわば法律を変えるに近いものです。その諦めない情熱と行動力がハンガリーをはじめ世界各国の人々に感銘を与え十勝のマンガリッツァプロジェクトが始まりました。
私どもも実際十勝に視察に行き話を聞きレストランで食べ沢山の驚きと感銘、そして刺激を受けました。
まだ飼育して6年程でこれほどの設備と環境を揃えている事、純血種にも種類があり様々な特徴がある事、世界一の美味しさと純血を守る情熱と愛情がある事、何より純血のマンガリッツァ豚がこれほどまでに脂の質が良く肉質が素晴らしい事。
当店では現在月末(不定期)にのみ入荷してシェフ堂本のマンガリッツァ豚に合わせた火入れをしております。
人生に一度は十勝ロイヤルマンガリッツァ豚を食べる価値ありです。